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Samuel Zygmuntowicz

2004 / USA / Brooklyn

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サミュエル・ジグムントヴィッチ (1956- )米国フィラデルフィア出身の弦楽器製作家。13歳の時に楽器作りの見習いを始め、ピーター・プリーア、カール・ベッカー 、 ルネー・モレルのもとで制作と修理を学ぶ。

1985年よりニューヨーク州のブルックリンを本拠地としている。現在活動している世界の弦楽器製作家の中でも2本の指に数えられる、現代最高峰のメーカー。顧客には、アイザック・スターン、ジョシュア・ベル、チョーリャン・リン、マクシム・ヴェンゲロフなど、重鎮が名を連ねる。エマーソン四重奏団の楽器も全て同氏製作のもの。2001年にスターンが亡くなった後、そのバイオリンは2003年 タリシオ オークションで$130,000で落札され、その後10年間生存する職人による弦楽器の値段の世界記録を保ち続けた。現代の電子解析技術と伝統的な手作りの技術の両方を駆使し、その音色はブラインドテストでしばしばストラド以上と評価される。制作台数は少なく、年間一桁の台数と言われている。日本で過去に流通した作品例は少なく、新規での注文はほとんど受け付けていない状況と言われる。

当楽器はこの制作家の魅力を存分に発揮したものであり、その音もストラド独特の音色を見事に再現している。当楽器の奏でる音は、熟練した耳でもオールドイタリアンの名器のものと思えてしまう。見た目も、精巧でセンスのある作りに巧みなアンティーク仕上げが施され、説得力のある流石の出来栄えである。オールドイタリアンの価格が高騰してしまった今でこそ、このような現代最高峰の楽器を求める演奏家がが増えている。このバイオリンはその一つの好例を取得する希少な機会。数千万円級のオールドの代わりに、このような現代最高の楽器を購入し、余った資金で最高級のオールドフレンチの弓を購入してもおつりがくる。面白い選択枝である。

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