Marcel LaPierre
c. 1955 / France / Mirecourt
お問い合わせMaker
Marcel LaPierre
1907-1979
Mirecourt, France
Bow Details
c. 1955
France / Mirecourt
69.8g
Provenance
Pierre Guillaume
マルセル・シャルル・ラピエールは、フランスの弓製作者であり、「ソリストが探し求める至高の精緻な弓の製作者」と言われている。
1907年にミルクールでに生まれ、1921年から1923年までジェローム・ティブヴィル・ラミー で修業。1931年にはフランソワ・ロッテで働き始め、5年後にシャルル・ルイ・バザンの工房に移り、その後モリゾ・フレールで働く。1946年にはエミール・オーギュスト・ウシャールが助手としてラピエールを雇い、同年ウシャールがニューヨークに出発した後、ラピエールはヴィドゥデの下で働くためジュネーブに移り住む。ラピエールはその翌年にミルクールに戻って自身の店を設立し、そこで1970年代を通して活動した。
ジュネーブから帰国後最初の10年間のラピエールの弓は、特に高い評価を得ている。精緻な四角のヘッド、ウシャール風のフロッグ、ヒル調のアンダースライドがその特徴。
この銀・黒檀作りの弓は、この製作家の作品の好例。驚くほど美しい木目のペルナンブコ材で作られたこの弓は、とてもバランスに優れ、良い音を奏でる。とてもしっかりした、オールラウンドプレイヤー向けの弓。
お問い合わせ
在庫楽器の試奏をご希望の方は、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。すぐにossiaの担当者がご連絡いたします。